自分を操る心理学 ~欲求をコントロールする~
人間には「5段階」の欲求が備わっているコトをご存知ですか?
『マズローの欲求5段階説』を聞いたコトがありますか?
経営学にも応用されている理論なのですが,
「自分をコントロールする指標」
としても役立つな, と思い, シェアしようと思いました.
これを理解できれば,
行き詰ったり, 何かに不満を感じる場面に直面したときに
わたしたちの助けになってくれるでしょう
【マズローの欲求5段階説とは】
人間の
「欲求」を5段階の階層で表したモノでして,
アメリカの心理学者である,
アブラハム・マズロー氏によって提唱されました.
上図:わいけー作 w
人間の欲求の段階を言語化&可視化してみた!ってイメージですね.
ちなみにこの理論は,
「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」という
仮説をもとに作られた理論でもあるそうです
経営学にも応用されている理論ですが,
自己理解を深めていくにあたって非常に役に立ちます
【どういう仕組みになっている?】
さて, もういちど見てみましょう.
このピラミッドが, マズローが言う 欲求の5段階になります.
人間の基本的欲求は「5段階のピラミッド」の様に構成されていて,
基本的には低階層の欲求から現れ,
その欲求がある程度満たされると
1階層上の高次の欲求を欲するようになるというものです.
一番下の階層の「生理的欲求」からはじまり,
安全の欲求, 社会的欲求, 承認の欲求,
そしてさいごが, 自己実現の欲求
という順番になります.
【人の欲求はどの程度で満たされる?】
- 生理的欲求では85%
- 安全欲求では70%
- 所属と愛の欲求では50%
- 承認欲求では40%
- 自己実現欲求では10%
の達成度があれば人間の欲求は充足される, 満足できるとしています.
【自分をコントロールするには】
このモデルを用いれば自分をコントロールするコトができそうです.
行き詰ったり, 何かに不満を感じる場面に直面したとき,
自分はいま,「どの欲求が満たされていないのだろうか」
と俯瞰して見るコトができる様になるハズです.
承認の欲求が満たされていないと感じたら,
「どうやったら周りに認められるかな?」と考え
調子が良く満たされている時には
「どうすればもっと成長できるだろうか?」
と言う自己実現の欲求に従っていくのが良いでしょう.
客観的に自分を見て, 自分を操りましょう.
参考ブログ: